白夜の空

まんがタイムきらら作品の感想とか。

まんがタイムきららキャラット2023年12月号感想

キャラット感想です。

 

 

RPG不動産』

 とうとう最終回です。再構築された世界でそれぞれ生きている琴音、ルフリア、ラキラ、アリス。そしてふたたび出会った琴音とファー。これから新世界で新たな人生を送っていくのでしょうが、正直そこを見せてほしかった…!あと1巻くらい続けていいから。

 それにしてもこの作品、おおむね3部構成に分けられるかと思うのですが、不動産要素が第2部の長期間にわたってほぼ吹っ飛んでしまっていたのだけは残念ですね…序盤の1話完結お部屋探し小話スタイルがとても好きだったのですが、3部でまた不動産要素が出てきておぉ!っと思ったらすぐに完結してしまったというのもだいぶ肩透かしでした。それでも個性的なキャラクタと緻密な描き込みの画風、ゆるふわとハードに振れ幅強めのストーリーと様々な魅力に溢れたとても面白い作品だったと思います。個人的きらら漫画オールタイムベスト10にはちょっと入らないけど20なら入るかな…って感じ。

 険持ちよ先生はたいへんお疲れ様でした。次回作も楽しみにしております。

 ところでこのオチなら最終巻の表紙がサトナ&ラスティーレなのはじゅうぶん納得いくのですが、最終巻の表紙に主人公たちが端っこにしかいないのはなかなかレアな事例。あと「異世界で平和な暮らしをお求めならRPG不動産へ!」のアオリ信じて買ったひとが4~5巻あたりの展開みたらなんていうんですかね…。

 

『mono』

 この作品定期的に食レポ漫画になるよね。カキ氷食いまくってた回が印象的でした。

 食レポのやり方について具体的にいろいろ検討してるのは真面目ですねこの子たち。経験して慣れないと感想を言葉にできないってのはたいへんよくわかる。このブログもぼつぼつ1年続けてますけど最初のころよりはだいぶすらすらと感想が出てくるようになったなーと思っております。

 

『Vドライブ!』

ニノさんいちいち言い回しが2号ライダーっぽさが増しましでおもしれー女だな…。そして当然のようにライバーバトルが勃発するも割り込んでくる怪人は即殺するあたりも実に特撮シナリオあるあるで読んでいて面白いですね。仲が良くないのに息は合うとかあまりにも定番の関係性すぎる。城戸×秋山とか乾×草加とか。

 

『escape into the light』

 お互い好きじゃないって意地張ってますけどちゃんと本心では認めあってるのはいいですよね。べつに恋愛的な好きじゃなくてもお互い思い合っていればよいのですよ…。

 そしてあからさまに不穏なmiraiの昔の女が登場。まためんどくさい女が増えそうでたのしみですね…。

 

ひだまりスケッチ

 高校生の頃から高校生に見えなかったゆのも大学生に…。中身はすごく成長してるはずですが身体的にはどのくらい成長してるんでしょうかね。

 

 『RPG不動産』最終回でまた一つ大好きな作品が終わってしまった。

 それでも『ご一局』『ひよ&びびっと!』『えすぷい』『うさパン』に『はらぺこ少女と探偵と』と1巻発売前後の期待株作品が多いのは良いですね…紙面がいい感じに若返っている。