白夜の空

まんがタイムきらら作品の感想とか。

まんがタイムきららキャラット2023年9月号感想

めちゃくちゃ遅れたけどキャラット感想です。

 

 

 

『まちカドまぞく』

 すごい…いづも先生の絵がまた載ってる…。マジで大丈夫ですか…?心配しかない。

 それはさておき暗黒役所。1話で出てきたトンチキ要素がここになって回収されるのすごいですよね…。その脇で相変わらずお互いめんどくささを発揮しているシャミ桃は本当にお似合いだと思いますよ…。

 そしてシャミ子の檄でようかんマンを再起動させてなんやかんやで復活した暗黒役所。ようかんマンっていうと殺伐としたスレの救世主を思い出しますけどいづも先生も同世代なんですかね。シャミ子も仕事がどんどん増えて、順調に街の裏ボスへの道を進んでいるようでなによりです。すぎこしの結界量産の内職もまだ続いてるんですかね…。

 

『たくあかっ!』

 実際世の中にはYoutuberの方とかたくさん増えてるけどちゃんと申告してるんですかね。そもそも儲かってないひとが大半だとは思うけども。

 

『恋する小惑星

 地質標本館への再上陸。石の鑑定も再びですね。

 学問のそれぞれの分野ごとの連携が大事という話、今までの地学部がそれぞれ得意分野は異なりながらも影響しあって知識や興味を深めてきたという積み重ねを改めて肯定するとてもいい話題ですね。当初はほかの分野にあまり興味を持たなかったナナちゃんから言い出しているのが実に感慨深いところ。アニメのクライマックスでもあった3巻末でのみらの「宇宙みたい……」という独白にもつながるところであり、Quro先生がこの作品を通じて特に伝えたいことのひとつでもあるんでしょうね。

 

『またぞろ。』

 とうとう最終回です。今年はみんな無事に進級できてよかったですね。

 殊さんは成長しているのかしているのかわからないとは回想していますが、なんやかんやで笑って思い返すことができているだけよかったのではないでしょうか。この子つねに他人の都合に振り回されまくってましたからね…。

 留年生というアイデンティティから始まった作品だけに、みんな揃ってその立場から離れるところで完結というのはシンプルながらまとまりのいいエンドですね。幌田先生はたいへんお疲れ様でした。

 

『メールブルーの旅人』

 えとうピリカさん再登場。ハカセの祖父と面識があることがわかり、色々と思うところがありそうなハカセ。滅んだ人類にもいろいろ事情がありそうですね。

 そこでサンドイッチからとある繋がりが発見。お互いに少しずつ記憶が薄れてはいたももの、通じ合っていた時期の思い出で繋がり合っていたというのもひとつの関係性としてよいものですね。ここまでのふたりの旅の結果としてひとつはっきりしたものができましたね。少しずつ世界や情報の海(メールブルー)の裏事情も明らかになりつつも、まだまだ新しい世界を見せてくれそうで楽しみです。

 

『はらぺこ少女と探偵と』

 新連載おめでとうございます。探偵のランキング付けとかJDCシリーズかな?上位ランクの探偵は物凄い推理能力を持ってたりするんですかね。それはともかくAからZまで26段階とか多すぎませんか?そんなに細分化することあるのかな…。

 なにげにきらら作品においてヒーローショー登場率って高い気がするのはなんなんでしょうね。適度に非日常感を出しつつモブキャラからの認知度を高めていけるほどよい場面ってことなのかな。

 ところで、P113においてコマ割は4コマの形を踏襲しつつ圧縮して5コマにしてるの、単純ながらあんまり見ない技法で結構好きです。私は4コマ漫画の形式を定型詩みたいなものと認識しているのですが、それでいうなら字余りのような形式ですね。

 

 コミケ時のオフ会でこんなブログでも読んでくれてる方がいるとわかったので今後ともがんばります。