白夜の空

まんがタイムきらら作品の感想とか。

まんがタイムきらら2023年8月号感想

例によってきらら感想です。

 

 

 

『星屑テレパス

「やきもち」です。今更かよ!まあ色々解決したあとでそういう感情の機微をさらけ出しあうことが友情の秘訣ですよね!それにしても瞬さんメンヘラダンゴ呼ばわりはひどい…

ここにきてはっきりと明かされたんですが、ロケット部の皆はそれぞれさかさまの気持ち…踏み込みたいのに踏み込めないというジレンマに苦しんでいたんですよね。

そんな3人がそれぞれ一歩踏み出して成長できたのは確実にユウのおかげなわけで、本人はそこまで考えていなかったユウがここになってみんなの気持ちに初めて気がついたというのは美しいですね…

そんなわけで円満解決!と言い切ってしまって良さそうな今章でした。来月からはまたモデルロケット部の活動メインに戻るのかな…。どちらにしろ楽しみですね。

 

『きもちわるいから君がすき』

無事にラブ同盟を結んだ依子&神戸さん。神戸さんはゴールが明確で良いですね……。自分でも言ってますけどべつに変なことではないんですよね…。言い回しはキモいけど…。この子ほんとにいままでよくこの内面隠して生活できてたな。

 そこに絡む感じで依子さんの「好き」の形が明らかになってきましたね。確かに今までは依子の数々の行為は静かに陰で行われているばかりで誰も突っ込むひとがいなかったわけで、ここからこの作品も新展開に入ったといっていいのでしょう。先月の時点では同盟締結からこんな方向に話が進んでいくとは露も思っていなかったので、良い意味で予想を裏切られました。でも完結に向けて進んでいるような気がするのでそこはちょっとだけ気になる…。

 

『妄想アカデミズム』

「女同士……密室……何も起きないはずがなく……」そんなの試験に出たら末代までの笑いものなんだよなあ。数百年後にはなんかの間違いで古文として残ってそうなのがこわい。

莉子さんはとくに医者になりたいわけでもないのに理三志望なんですね…個人的にはそういう進路選択はあんまり良くない気がする。医者ってどちらかといえば実務職なのでいわゆる頭のいい人がそこまで向いてる職種じゃないんですよね…。にも関わらず偏差値トップクラスのひとが医学部にたくさん行くのは全体としてミスマッチを産みやすくなってるような。閑話休題

そして左右分割で莉子と未春の妄想をステレオでお届け。そろそろタイトル回収に余念がなくなってきましたねこの作品も…。そして勢いで一線を超えてしまったふたり。どうなってしまうのやら。

 

『ほぐして、癒衣さん。』

扉絵の癒衣さんが慈愛に満ちた表情でたいへん魅力的です。

とうとうお弁当まで作ってもらうとかますます関係性が進展してきてますね。よいことです。

そして……これは…!2巻乙作品特有の最終回手前に雑な問題を突然浮上させるやつ……!

ここまで露骨なのは久しぶりに見た気がする。

まあまだ2巻乙確定ってわけじゃないし、3巻から同棲編が始まるかもしれないですし?

でもたぶん終わりだよなあ。残念です。

 

今回はこんなもので。