白夜の空

まんがタイムきらら作品の感想とか。

結束バンドLIVE -恒星- 感想

 こんにちは。

 『ぼっち・ざ・ろっく!』より結束バンドのライブ -恒星- に参加してきたのでせっかくなので感想などを。

 

 

 万一チケット取れたらいいなーくらいの気持ちで応募しましたが、本当に取れてしまったのにはけっこう驚きです。

 フォロワーの方もそれなりに応募してたみたいですが、誰も取れてなかったですしまずそもそもチケットが取れた事自体がとてつもない幸運だったようですね…。MCで長谷川育美さんも「驚くを通り越して引くくらい予約が入った」って言ってましたし。

 もしかするとこれで今年の運を使い切ってしまったのかもしれない…。

 

 会場はZepp Haneda。小さいライブハウスはたまに行ってたこともありましたけどこんなでっかいハコは初めて。収容人数3000人とかなんとか。この時点では全然サイズ感の想像がついてなかった。

 

 17時に入場。1Fオールスタンディングのなかでも比較的早い番号で入場したので、まあこんな感じね……って思ってたら後から後から入場してきてビビる。最終的には前から後ろまでぎっしり詰め詰めでした。あんまり最前でがんばるつもりはないので真ん中ちょっと後ろあたりにいました。

 

 そして18時開演。最初の曲が『ひとりぼっち東京』なのはけっこう意外でしたね。最初はOPだとばっかり思ってました。でも間違いなく良い曲なんですよね…。

 『ラブソングが歌えない』。この曲パワフルでぼっちちゃんがなけなしの攻撃性を押し出して書いた曲だと思うと味わい深いよね…。

 『カラカラ』。山田役の水野朔さんがたいそう初々しい感じで見てて応援したくなりましたね。ファンになったかも。

 そしてMCからの聞き覚えのあるリフ…『あのバンド』8話ver.完全再現ギターソロでした!ここを聞けただけでもう来ただけのことは十二分にありましたね。いや本当に良かった。

  『あのバンド』のシーンはぼざろアニメでの補完が大きすぎて色々とすごいことになっていたのは本当に印象深いですよね…そもそもあのギターソロがああいう流れで挿入されてたことも原作ではよくわかんなかったですし、ソロに呆気にとられながらもアイコンタクトでタイミングを測る虹夏&リョウとか演奏中ぼっちちゃんの方をめっちゃチラチラ見てる喜多さんとか解像度を高める演出に余念がなさすぎる。5話も最終話もよかったけど一番の名シーンはあそこしかないと思ってます。

 虹夏役の鈴代さんの『なにが悪い』も挟み、MCからの新曲『青い春と西の空』に続き、『忘れてやらない』。この曲も好きなんですよね…。歌詞がマイナス思考に見えて全然そんなことない塩梅が本当に素敵。ZAQさんすごい。あとアニメ映像見返してると歌ってる喜多ちゃん笑いかけてたりウインクしたりほんとに表情豊かでこれが初心者か…?てなるね。ガチ恋勢をいっぱい生み出してそう。

 『星座になれたら』。『あのバンド』をやった以上はこの曲もアレを期待するに決まっているんですが、しっかり期待に応えてギターソロ→ボトルネック奏法の流れを見せてくれましたね。ありがたい…!

 『フラッシュバッカー』。静かな曲なのに音圧めちゃくちゃで全身で音を感じられるライブハウスならではの体験でしたね。

 ここで青山吉能さんが登場、『転がる岩、君に朝が降る』の弾き語りを披露。企画でギターの練習してたのは見てましたけど、しっかり仕上げて見せてくれたのには感激です。「お前が人間国宝!」のコールが飛んでて笑った。

 新曲『光の中へ』。こちらは王道なロックナンバーですけど、歌詞がかなり王道の青春ロック描写に寄ってますね。これはこれで素直に音楽を楽しんでいるみんなの気持ちが表されているようで実にいい。「日々の隙間に意思よ宿れ」とか難しい言葉は使ってないのにいちいち歌詞のセンスがよいね…。

 そして焦らして最後の最後にOP『青春コンプレックス』。まさに最高潮でしたね。

 ジャニーズとかで銀テをコレクションする文化があるのは知ってたんですけど、あんなんいる?とかちょっと斜に構えて見てました。いるわ。

 いや本当に言葉が足りてないんですけど行けてよかったですね…。

 素晴らしいライブを見せていただき感謝感激です。日程的にも相当無茶してたようですし、急遽企画して開催に漕ぎ着けるのは大変なことだったのでは…?

 THANK YOU!!

 

 劇場版アニメも楽しみにしております。映画館の音響であのシーンやこのシーンを見られるのがたのしみ。