長めの文章を書くためのリハビリも兼ねて今月のきらら感想を書いてみます。
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表紙
『こはる日和。』が表紙。この作品もわりと表紙常連になってから長いんですけどアニメ展開が水面下で動いてたりするんですかね。
ハロウィン時期ってことで月夜にこはる&さおりのコスプレ衣装、こはるは魔女とさおりは吸血鬼。
個人的に魔女衣装大好きなのでこの時期の表紙はツボなのが多くて嬉しいかぎり。さおりの方はヘアピンがコウモリになってるくらいしか吸血鬼要素がないような気もしますが、吸血鬼がタキシード着てるのってどこ由来のイメージなんですかね。
それにしてもでかい。かぼちゃを抱えることで押し上げられて強調されるスタイルになっているのがあざといこと極まりない。
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『甘えたい日はそばにいて。』
きらららしからぬ重めの急展開が続いていますが、今月も1Pごとにどんでん返しが続いて目が離せないですね。川井マコト先生ならきっと最後は心暖まる結末にしてくれると信じてはいるのですが。
ひなげしへ脅迫状を送った花凛の真意は、同じアンドロイドとして悪意ある人間からひなげしを守るために遠ざけること。しかも、「あんな人」という花凛の言動からして、彼女と編集長こと桂さんの間に直接的な関わりがあったのでしょうか?ますます来月が気になる引きでした。来月より3ヶ月連続カラー掲載と、ますます勢いが増してるようで楽しみです。
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『みゃーこせんせぇ』
乱れ養護教諭って乱れ雪月花みたいでつよそうですね。ペタエロいかはよくわかりません。
実際に患者を診ずに薬だけ渡すのはNGとか、みゃーこせんせぇも何やかんやで格好以外はわりとまともですね…と思わせておいて次のコマで早速台無しにするあたりが流石。制服はむりでコスプレ衣装はOKなあたり、そもそものまともの判定基準がズレすぎているのですけども。
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『三次限目は魔女の家庭科』
勇者に続いて魔法使いまできてしまった。この調子で毎月戦士とか僧侶とか盗賊とか侍とか増えそうですね。しかし大久先生といい聖岸先生といい魔法使い→塚井 真歩といい名前がてきとうすぎる…!
湖西先生は『かみさまのいうとおり!』の頃からファンなのですが、毎作毎作新しい作風を生み出しながらギャグの勢いで引っ張っていくスタイルで非常に読みやすくて好きです。今作のユーシャ&魔女先生のほとんど漫才レベルのボケツッコミの応酬は今までにあまりなかったキャラ付けなので大変新鮮で楽しい。「彼の名前は…?」→「…スレッダー…!」の流れとか1話の中での構成力の巧さはさすがベテランだけあるなあと思います。
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『オリーブ! Believe,"Olive?』
先月一線を超えてしまったコニー&スズちゃん。言い方。しかし作中のキャラも読者側もみんなずっと「スズちゃん」呼ばわりしてたので呼びすてにするのにすっごい違和感ですね…ラブリーチェーンなる術式でさらっと愛情が可視化されてしまったりコニー×スズの公認具合がすごい。
大きなクジラ。最初はまるで緊張感のないオリーブ面々でしたけど、こっちの世界で生まれた魔法生物「間の子」であるとわかってちょっと真面目モードになったところで次回へ続く。まあわかりやすく単行本巻末のちょっとしたイベント用キャラですね。ここで3巻完結となるのか4巻以降も続いていくのかはまだわからないですが、キリとしては完結してもちょうどいい頃合いなのではないでしょうか。